現象をデザイン!お金がもらえるお買い物「ONEモール」

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2022/09/09

目次

私と ONEモール

PdMの谷垣です。

WEDには大学 3年生の時に入社しました。

私と「ONEモール」は、2021年8月に出会いました。当時はまだ ONEモールとは呼ばれておらず、前身となるサービス「ONEショッピング」という名前で。その頃からPdMを務めています。

私にとってONEモールは、 WEDで働きはじめてから一緒に成長してきた姉妹のようなプロダクトです。

そもそもONEモールって?

2022年7月1日にリリースの ONEモールは、 ONEのアプリ上でいつも通りのオンラインショッピングをするだけで、お金がもらえる、ちょっと不思議なサービスです。

ファッション・コスメ・漫画・総合通販サイト・旅行予約など、普段のお買い物で使える様々なジャンルのショップが、現時点で 150近く「 ONEモール」に出店しています。

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現象をデザインしていると思うWED

WEDは「現象をデザインする」会社だと思っています。

その上で、現象は世界観UXUIで構成されると考えているので、 ONEモールではそれぞれどんなデザインをしたかをご紹介していこうと思います。

目指した世界は「絶対おトクなお買い物ライフ空間」

ONEモールをリリースするにあたって私が一番作りたかった世界観は、絶対おトクなお買い物ライフでした。

それを作るためにはどんな要素が必要か考えた結果、下記の要素が含まれる「オンラインのショッピングモール空間」をデザインしていくことにしました。

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これらの要素をビジュアル化したものがリリース時のコンセプト動画にもつながっています。 ONEモールを初めて開いたときにもチュートリアルで動画を使用しています。

世界観のデザインができてくると、次は UXと UIのデザインです。

お得の見える化

ONEモールでは、購入後に「もらえる予定のお金」が見られます。

ちゃんと買えているのか?いつお金はもらえるのか?など、類似サービスで起こりがちな不安を解消しつつ、「お金があとでもらえる」という世界観をきちんと落とし込んでいきました。

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「あえてステップを増やす判断」その 1

一見似たサービスはありますが、それらの難点は「分かりにくい」「難しい」だと思います。

サービスの対象外の商品があったり、購入に関しての条件がやたら難しく書かれていたりするのに、そのページすら見づらかったり…。

そこで ONEモールでは、ショップを選ぶと、

ショップの紹介を見られるページ → 参加ルールを記載したページ → ショップサイト

という動線を作りました。

本来ショップの詳細にすべての情報を集約することもできるので、ユーザーに対しては一作業多く強いていることになります。

一方で、すべての情報を正しく目に触れてもらう前提では、あえてページを分けることで逆にスクロールが少なくなるので、ファーストビューで情報を受け取りやすくなるので結果、認知的負荷が下がるという狙いです。

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また、サイト遷移後にも参加ルールが見られるようにしたので、いちいち確認するために参加ルールのページに戻らなくても大丈夫!

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とことん喜んでもらうために全力でお祝いする

絶対おトクなお買い物ライフを作るにあたって、「せっかくお金がもらえるなら、とことん喜びたい!良い気持ちになりたいのでは!」と思い、お金がもらえたら大きくお知らせしてくれるようにしました。

もっとこの画面も盛り上げていきたいと思っていて、たくさん拍手してお祝いする予定です。

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続いて UIデザイン。

ウィンドウショッピングUI

みなさんは通常のショッピングモールに訪れたら、知らないショップがあったとしても、そのお店の入り口が覗けることでどんなショップかなんとなくわかるのではないでしょうか?

ONEモールも同じように、楽しくウィンドウショッピングをするような感覚も味わって欲しかったため、ショップのイメージがわかりやすいサムネイルを大きく表示しています。

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「あえてステップを増やす判断」その 2

ONEモールはあくまでオンラインのショッピングモール的空間です。

「ショップに行く」という空間への没入感を持たせるために、サイトに遷移する時にロード中のデザインを作りました。ロード状況がわかるようにアニメーションも。

また、お店に入るときに POPが目に入るように、ここでは使い方のポイントをロード中に表示させています。

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おまけ:何度も押したくなるハート

ショップをお気に入りに入れた時のハートの動きがめっちゃ可愛いです。

たくさんお気に入りに入れてください❤️

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おわりに

現象をデザインすることについて話してきました。

今後、 ONEモールが新しいお買い物の体験として広まっていくと、それは確実に現象として世間からも捉えてもらえるものだと思っています。

これらのデザインが、私だけでなく、デザイナーやエンジニアみんなの努力の結晶です。

これからも ONEモールの世界観をみんなで突き詰めていって、理想の現象をデザインしていきます。

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Mione Tanigaki

2000年生まれ

Story Owner。ONEモールのPdMを担当。